向山雅重(読み)ムカイヤマ マサシゲ

20世紀日本人名事典 「向山雅重」の解説

向山 雅重
ムカイヤマ マサシゲ

大正・昭和期の郷土史家 元・南箕輪中学校長。



生年
明治37(1904)年7月6日

没年
平成2(1990)年1月24日

出生地
長野県上伊那郡宮田村

学歴〔年〕
上伊那教員養成所〔大正10年〕卒

主な受賞名〔年〕
柳田國男賞〔昭和45年〕,信毎文化賞(第16回),中日社会功労賞(第35回)〔昭和62年〕,秩父宮記念学術賞(第25回)〔平成1年〕

経歴
上伊那の教育養成所を終えると、教職の傍ら子供のころから興味を持っていた民俗学の道に。柳田國男、三沢勝衛らの指導も受けた。長野県内の木曽諏訪、上・下伊那各地を歩き回って資料を集め、「民俗と芸能」「信濃民俗記」「山村小記」などを著す。「上伊那郡誌」「長野県史」の編集にも携わった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「向山雅重」の解説

向山雅重 むかいやま-まさしげ

1904-1990 大正-昭和時代の郷土史家。
明治37年7月6日生まれ。大正10年から昭和38年まで生地の長野県上伊那郡内の小・中学校で教員をつとめる。教壇にたつかたわら三沢勝衛,有賀喜左衛門,柳田国男にまなんで「郷土人の郷土研究」をすすめ,「山村小記」「信濃(しなの)民俗記」などをあらわした。45年柳田国男賞。平成2年1月24日死去。85歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「向山雅重」の解説

向山 雅重 (むかいやま まさしげ)

生年月日:1904年7月6日
大正時代;昭和時代の郷土史家
1990年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android