向新保村(読み)むこうしんぽむら

日本歴史地名大系 「向新保村」の解説

向新保村
むこうしんぽむら

[現在地名]武生市向新保町

日野山の北西麓にある。日野川西岸から、川を越えて対岸に新しく開村したことから村名が生じたと思われ、西岸の諸村と同じ南条郡に属していたが、明治二二年(一八八九)の町村制の施行の際、北日野きたひの村内の一集落となって今立郡に移った。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図南仲条みなみなかじよう郡中に村名と高四一七・三〇六石が記され、正保郷帳によると田方三八六石余・畠方三〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 幕府領

関連語をあわせて調べる

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む