日本歴史地名大系 「向新保村」の解説 向新保村むこうしんぽむら 福井県:武生市旧今立郡地区向新保村[現在地名]武生市向新保町日野山の北西麓にある。日野川西岸から、川を越えて対岸に新しく開村したことから村名が生じたと思われ、西岸の諸村と同じ南条郡に属していたが、明治二二年(一八八九)の町村制の施行の際、北日野(きたひの)村内の一集落となって今立郡に移った。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図の南仲条(みなみなかじよう)郡中に村名と高四一七・三〇六石が記され、正保郷帳によると田方三八六石余・畠方三〇石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報