西友(読み)せいゆう(その他表記)Seiyu GK.

共同通信ニュース用語解説 「西友」の解説

西友

首都圏中心全国に約300店舗を展開する総合スーパー。故堤清二つつみ・せいじ氏が率いたセゾングループ一員だったが、2005年に米ウォルマート・ストアーズ(現ウォルマート)の子会社に、08年6月には完全子会社となった。近年インターネット通販との競争激化で不振が続いたため、立て直しを図っていた。楽天とはネット注文を受け商品を配送する「楽天西友ネットスーパー」を18年に始めた。

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百科事典マイペディア 「西友」の意味・わかりやすい解説

西友[株]【せいゆう】

総合スーパーマーケット食料品のみならず,衣料品や家庭用品を幅広く取り扱うGMSゼネラル・マーチャンダイズ・ストア)で,首都圏に地盤をもつ。1956年西武百貨店から西武ストアーとして独立,1963年西友ストアーに改称,1983年現社名。西武セゾングループの中核企業の一つだったが,同グループの経営悪化を受けて2005年12月に米ウォルマートの子会社となった。本社東京。首都圏を中心に店舗数369(2011年)。2011年資本金1億円。
→関連項目無印良品

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西友」の意味・わかりやすい解説

西友
せいゆう

スーパー・チェーンストア。 1946年登記上の設立。 1956年西武百貨店の一事業部門から独立して西武ストアー設立,1963年西興ストアー,続いて西友ストアーと改称,1983年現社名に変更。 1998年経営再建の一環として,保有していたファミリーマートの株式を伊藤忠商事に売却。 2000年住友商事と業務提携を結んだのを機に住友商事が西武百貨店を抜いて西友の筆頭株主に,2002年にはアメリカのウォルマート・ストアーズと資本提携した。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「西友」の解説

西友

正式社名「合同会社西友」。英文社名「Seiyu GK.」。小売業。昭和31年(1956)前身の「株式会社西武ストアー」設立。同38年(1963)「株式会社西友ストアー」設立。同58年(1983)「株式会社西友」に改称。平成21年(2009)合同会社への改組にともない現在の社名に変更。本社は東京都北区赤羽。米国ウォルマートが設立した持株会社「ウォルマート・ジャパン・ホールディングス合同会社」子会社のスーパーマーケット。首都圏中心に店舗展開。東京証券取引所第1部旧上場。平成20年(2008)完全子会社化にともない上場廃止。

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デジタル大辞泉プラス 「西友」の解説

西友

株式会社西友が展開するスーパーマーケットのチェーン。全国各地に出店している。1956年、西武百貨店が設立した「西武ストアー」が前身。

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世界大百科事典(旧版)内の西友の言及

【西武鉄道】より

…康次郎の死後,義明が後継者となり,事業を発展させたが,これらの土地は第2次大戦後のインフレによって価格が高騰し,含み価値は現在,10兆円を上回るともいわれる。 これに対し,義明の異母兄,堤清二に率いられるセゾングループは(株)西武百貨店,(株)西友,(株)パルコ,(株)クレディセゾン(旧,(株)緑屋)など約100社から成るが,その内容の大部分は清二の代になってから形成された。グループの連結売上高は約1兆3000億円(1996年度)。…

※「西友」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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