向笠中村(読み)むかさなかむら

日本歴史地名大系 「向笠中村」の解説

向笠中村
むかさなかむら

[現在地名]磐田市笠梅かさうめ

向笠竹之内むかさたけのうち村の北、太田おおた川支流敷地しきじ川・小藪こやぶ川下流平野部にある。東は向笠新屋むかさあらや村。豊田とよだ郡に属する。近世初期には向笠村一村で、寛永一〇年(一六三三)以前にかみ・中・新屋・竹之内・西にしの五ヵ村に分村した。正保郷帳に向笠中村とみえ掛塚藩領。高二四五石余、うち田方一八九石余・畑方五四石余・見能(見応)寺領二石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android