向笠新屋村(読み)むかさあらやむら

日本歴史地名大系 「向笠新屋村」の解説

向笠新屋村
むかさあらやむら

[現在地名]磐田市向笠新屋

向笠竹之内むかさたけのうち村の東、太田おおた川支流小藪こやぶ川下流平野部にあり、東を太田川、西を小藪川が南流する。豊田とよだ郡に属する。近世初期には向笠村一村で寛永一〇年(一六三三)以前にかみ・中・新屋・竹之内・西にしの五ヵ村に分村した。正保郷帳には向笠新屋村とあり掛塚藩領、高二七九石余(うち田方二〇五石余・畑方七三石余)新田ありと注記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android