君代蘭(読み)きみがよらん

精選版 日本国語大辞典 「君代蘭」の意味・読み・例文・類語

きみがよ‐らん【君代蘭】

〘名〙 ユリ科の常緑低木。北アメリカ原産で、観賞用として庭園や公園などに栽植される。茎は高さ一~四メートルになり、根もとから、革質で長さ〇・七~一メートルになる先の鋭くとがった剣状の葉を多数叢生する。夏から秋、茎頂に一メートル以上になる花茎を直立し、多数の花を円錐状につける。花は径五~八センチメートルの六弁花で、黄白色を帯び下向きに半開する。いとなしいとらん。ねじいとらん。
※桐の花(1913)〈北原白秋〉植物園小品「キミガヨランの長きしだり葉に日は光り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「君代蘭」の解説

君代蘭 (キミガヨラン)

学名Yucca recurvifolia
植物。リュウゼツラン科の常緑低木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android