デジタル大辞泉 の解説 君子くんしの過あやまちは日月じつげつの食しょくの如ごとし 《「論語」子張から》日食も月食も光を失ってもすぐに明るくなるように、君子は過ちを犯すことがあっても、すぐに改めて、もとの徳性に立ち返るというたとえ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 の解説 くんし【君子】 の 過(あやま)ちは日月(じつげつ・にちげつ)の食(しょく)の如(ごと)し ( 「論語‐子張」の「子貢曰、君子之過也、如二日月之食一焉。過也人皆見レ之。更也人皆仰レ之」による ) 君子は、たとえあやまちをおかすことがあっても、日食や月食がすぐに消え去って明るさをとりもどすように、すぐに本来の徳性にかえるものである。〔文明本節用集(室町中)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
故事成語を知る辞典 の解説 君子の過ちは日月の食のごとし 間違いを犯したら、すぐにそれを改めるのが立派な人間だ、という教え。 [由来] 「論語―子張」に見える、孔子の弟子、子し貢こうのことばから。「『君子の過つや、日月の食の如ごとし(君子が間違いを犯すということは、日食や月食のようなものだ)』。みんなが見ている前で間違えるが、すぐに元の正しい姿に戻るのでみんなが尊敬する」とあります。 出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報