吟賞(読み)ぎんしょう

精選版 日本国語大辞典 「吟賞」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐しょう‥シャウ【吟賞】

  1. 〘 名詞 〙 詩歌を吟じ、鑑賞すること。
    1. [初出の実例]「更漏已曙、吟賞(ぎムシャウ)漸酣」(出典:詩序集(1133頃)月前弾雅琴詩序〈藤原有業〉)
    2. 「其旨趣を欠き唯形状のみを存せば〈略〉意味の吟賞すべきものなし」(出典:美術真説(1882)〈フェノロサ〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「吟賞」の読み・字形・画数・意味

【吟賞】ぎんしよう

吟咏し欣賞する。

字通「吟」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android