吸枯(読み)すいがらし

精選版 日本国語大辞典 「吸枯」の意味・読み・例文・類語

すい‐がらし すひ‥【吸枯】

〘名〙
譬喩尽(1786)八「吸(ス)ひ空女(ガラシ)奉公人じゃ」
※開化問答(1874‐75)〈小川為治〉二「世間の日済貸又は高利貸抔といふ奴等は、〈略〉遂に貧乏人の身上を吸枯(スヒガラ)しにする次第にて」
※金(1926)〈宮嶋資夫〉一六「保阪は急に憤慨して、吸(スヒ)がらしの煙草土間にたたきつけた」

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