ふっ‐こ・む【吹込】
- ( 「ふきこむ(吹込)」の変化した語 )
- [ 1 ] 〘 自動詞 マ行五(四) 〙 =ふきこむ(吹込)[ 一 ]
- [初出の実例]「傘を便(あて)にしたから柄洩りがする、破れたとこから吹っこむ」(出典:落語・蛇の目の傘(1900)〈初代三遊亭金馬〉)
- [ 2 ] 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
- ① =ふきこむ(吹込)[ 二 ]①
- [初出の実例]「其蝋燭の火を吹込(フッコ)めば好い」(出典:落語・素人芝居(1896)〈四代目橘家円喬〉)
- ② =ふきこむ(吹込)[ 二 ]②
- [初出の実例]「彦右衛門に充分吹っこみ、夫婦して妾を大切にすべきに、御機嫌とれば好い事として」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉七五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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