吹っ飛ぶ(読み)フットブ

デジタル大辞泉 「吹っ飛ぶ」の意味・読み・例文・類語

ふっ‐と・ぶ【吹っ飛ぶ】

[動バ五(四)]《「ふきとぶ」の音変化》
吹かれて勢いよく飛ぶ。「洗濯物が―・ぶ」
いっぺんに消えてなくなる。「びっくりして眠気が―・ぶ」
勢いよくはねとばされる。「突かれて土俵の外へ―・んだ」
激しい勢いで走る。「急の知らせに―・んで行く」

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精選版 日本国語大辞典 「吹っ飛ぶ」の意味・読み・例文・類語

ふっ‐と・ぶ【吹飛】

  1. 〘 自動詞 バ五(四) 〙 ( 「ふきとぶ(吹飛)」の変化した語 )
  2. 吹かれて飛ぶ。勢いよく飛ぶ。
    1. [初出の実例]「頭の一とっかけや二っかけふっとんだってそれが何だんべえ」(出典:嗚咽(1919)〈加藤武雄〉)
  3. 消えてなくなる。
    1. [初出の実例]「お芳に対するどんな気持もフッ飛んでしまってゐた」(出典:防雪林(1928)〈小林多喜二〉九)

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