嗚咽(読み)オエツ

デジタル大辞泉 「嗚咽」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嗚咽」の意味・読み・例文・類語

お‐えつヲ‥【嗚咽】

  1. 〘 名詞 〙 むせびなくこと。すすりなき。
    1. [初出の実例]「吾不久遊五濁。妃即反袂嗚咽」(出典日本往生極楽記(983‐987頃)聖徳太子)
    2. [その他の文献]〔蔡琰‐悲憤詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「嗚咽」の読み・字形・画数・意味

【嗚咽】お(を)えつ

むせび泣く。〔後漢書列女祀の妻の伝〕(悲憤詩)馬は爲に立ちて踟(ちちゆう)し 車は爲に轍を轉ぜず 、皆歔欷(きよき)(すすり泣き)し 行路、復(ま)た嗚咽す

字通「嗚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む