吹屋敷村(読み)ぶきやしきむら

日本歴史地名大系 「吹屋敷村」の解説

吹屋敷村
ぶきやしきむら

[現在地名]米沢市吹屋敷・吹屋敷町・直江町なおえちよう成島町なるしままち一―二丁目・矢来やらい三丁目・御廟ごびよう一丁目

成島村の南、東は米沢城下町に接する。大樽おおたる川と小樽こたる川の合流点の東岸平地に立地。正保郷帳に村名がみえ、田二二五石余・畑二二七石余、元文四年(一七三九)の「山林台帳」に土手の松一九二本とみえる。安永二年(一七七三)五十騎組の手伝いにより当村川原の新田開発が行われた(三重年表)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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