呑舟の魚(読み)ドンシュウノウオ

デジタル大辞泉 「呑舟の魚」の意味・読み・例文・類語

呑舟どんしゅううお

《「荘子」庚桑楚から》舟をまるのみにするほどの大きな魚。転じて、大人物大物
雑魚を数えて―を取りのがすのである」〈寅彦・量的と質的と統計的と〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「呑舟の魚」の意味・読み・例文・類語

どんしゅう【呑舟】 の 魚(うお)

  1. 舟をまるのみにするほどの大きな魚。転じて、善悪ともに、大人物・大物のたとえ。
    1. [初出の実例]「呑舟の魚は大魚ぞ」(出典:史記抄(1477)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android