普及版 字通 「呶」の読み・字形・画数・意味


8画

[字音] ド・ドウ(ダウ
[字訓] かまびすしい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は奴(ど)。〔説文〕二上に「(やかま)しき聲なり」とあり、怒声に近いような大声をいう。〔詩、小雅、賓之初〕に「載(すなは)ち號(さけ)び載ち呶(ののし)る」とあり、酒宴でやかましくわめき立てることをいう。

[訓義]
1. かまびすしい、やかましい。
2. 字はまた(どう)に作る。

[古辞書の訓]
名義抄〕呶 サケブ/ ナマジヒ/ イフ〔字鏡集〕呶 サケブ・カマビスシ

[語系]
呶・怒naは同声。はげしく怒り、どなることをいう。noは声近く、犬がはげしくたける意。同系の語である。

[熟語]
呶呶呶拏
[下接語]
呶・呶・諠呶・号呶・大呶・紛呶

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む