呼於郷(読み)おおごう

日本歴史地名大系 「呼於郷」の解説

呼於郷
おおごう

和名抄」高山寺本は「呼於」とするが、東急本は「呼唹」につくる。訓はである。「日本書紀」神武天皇即位前紀戊午年五月条に「雄水門おのみなと」、「古事記」神武天皇段に「男之水門」とあり、式内社におの神社があることなどから、元来の郷名は「お」と称したが、郷名に二字の賀字を充てる政府の方針によって呼於(唹)の表字を用いたものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む