日本歴史地名大系 「和久川」の解説 和久川わくがわ 京都府:福知山市和久川福知山盆地の最西端、兵庫県境の談(だん)小字法用(ほうよう)と小牧(こまき)小字下戸(さげと)の谷奥に発し、豊富(とよとみ)谷(豊住(とよずみ)谷)のほぼ中央を蛇行しながら東流して由良川に注ぐ。延長一三・三キロ。豊富谷の水田を灌漑しているが、水田面積の割に水量が少なく、流域の村々の間でしばしば水論が起こった。灌漑用井堰は本流だけで一六ヵ所あった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by