岩井(読み)いわい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

岩井
いわい

茨城県南西部,坂東市南部の旧市域。利根川左岸にある。 1972年市制。 2005年猿島町と合体して坂東市となった。常陸台地の南西部を占め,古くは石郷 (いわいごう) といい,『将門記』の石井営所 (猿島の偽宮) があったとされる。かつては猿島茶,葉タバコの主産地として知られた。 1958年利根川にかかる芽吹大橋が完成し,千葉県野田市,東京方面との交通が至便となり,電気機械器具などの工場が進出。平将門ゆかりの国王神社や延命寺などがあり,毎年 11月に将門祭りが行なわれる。

岩井
いわい

千葉県南部,南房総市北西部の旧町域。 1928年町制施行。 1955年平群村と合体して富山町に,2006年富浦町,三芳村,白浜町,千倉町,丸山町,和田町と合体して南房総市となった。東京湾湾口に臨み,民宿や臨海学校が多く,夏季は海水浴客でにぎわう。

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デジタル大辞泉の解説

いわ‐い〔いはゐ〕【岩井/石井】

岩の間からわき出る泉を井としたもの。
「―汲むあたりの小笹(をざさ)玉こえてかつがつ結ぶ秋の夕露」〈新古今・夏〉

いわい【岩井】[地名]

茨城県南西部にあった市。平成17年(2005)に猿島(さしま)町と合併して坂東(ばんどう)市となった。→坂東

いわい【岩井】[姓氏]

姓氏の一。
[補説]「岩井」姓の人物
岩井俊二(いわいしゅんじ)
岩井半四郎(いわいはんしろう)

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精選版 日本国語大辞典の解説

いわ‐い いはゐ【岩井】

[1] 〘名〙
① (「井」はわき水をくみ上げることができるようにした場所) 岩の間からわき出る泉を井としたもの。または、周囲を石で囲んだ井。いしい。
※新古今(1205)夏・二八〇「岩井くむあたりのをざさ玉こえてかつがつ結ぶ秋の夕露藤原兼実〉」
[2]
[一] 茨城県南西部の地名。旧市名。昭和四七年(一九七二)市制。平成一七年(二〇〇五)猿島町と合併して坂東市となる。
[二] 鳥取県の北東端にあった郡。近世初期、巨濃(この)郡が改称して成立。明治二九年(一八九六)岩美郡に統合されて消滅。

いわい いはゐ【岩井】

姓氏の一つ。

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世界大百科事典内の岩井の言及

【水上[村]】より

…熊本県南東部,球磨(くま)郡の村。人口2919(1995)。九州山地の中央部,球磨川の最上流域に位置し,県の最高峰市房山(1722m)が宮崎県境にそびえる。球磨川が村域中央を南流し,湯山川との合流点に多目的ダムの市房ダムがある。中心集落は国道388号線が通じる岩野。米作のほか茶,シイタケ,クリの栽培と畜産などが行われ,村域の大部分を占める山林から良材を産する。市房ダム周辺は市房山県立公園として整備され,キャンプ場,サイクリングコースもあり,桜,紅葉の名所となっている。…

※「岩井」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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