和田山城跡(読み)わだやまじようあと

日本歴史地名大系 「和田山城跡」の解説

和田山城跡
わだやまじようあと

[現在地名]寺井町和田

手取川南岸の独立丘陵和田山(標高三〇―四〇メートル)に所在し、南加賀と北加賀の境界を扼する要所にあって、和田山古墳群とも複合する。城としての遺構を残すのは延長約二五〇メートル、幅一四〇メートル程度の尾根筋であり、古墳群整備に伴って一部で発掘調査を実施している。尾根の最南端に位置する本丸跡は長辺五五メートル・最大幅約三三メートルの規模で、隣接する二の丸と共用する土塁を築いている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 空堀

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む