和田森城跡(読み)わだのもりじようあと

日本歴史地名大系 「和田森城跡」の解説

和田森城跡
わだのもりじようあと

[現在地名]新宮市佐野

佐野さのの南、宇久井うぐい(現東牟婁郡那智勝浦町)との境の山頂(六一メートル)に位置する。山麓を熊野街道大辺路(現国道四二号)が通る。戦国末期から近世初頭に熊野地方を領した堀内氏の居城。築城年代は不明だが、佐野の下諏訪しもすわ(現天御中主神社に合祀)の社記(「新宮市誌」所収)に、元亀―天正年間(一五七〇―九二)堀内氏虎・氏善親子が和田森城に拠っていたとある。堀内氏は新宮に進出するまで佐野に居館を構え、付近に調練場を設けた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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