咲分(読み)さきわけ

精選版 日本国語大辞典 「咲分」の意味・読み・例文・類語

さき‐わけ【咲分】

  1. 〘 名詞 〙 一株の中にさまざまな色の花が咲くこと。同一の株の草木に異なった色の花が咲くこと。また、その草や木。
    1. [初出の実例]「ゑちせんこかめ千世つくりたるとて、うすむらさきときとのさきわけのきくの枝まいる」(出典:御湯殿上日記‐天正八年(1580)九月二九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android