きく

普及版 字通 「きく」の読み・字形・画数・意味

】きく

喜ぶ。驚き喜ぶ。唐・柳宗元〔嶺南節度軍堂記〕を新堂に命ず。~裳(きしやう)衣(けいい)、胡夷蠻(たんばん)、して列に就く、千人以上なり。

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【棄】きく

身を棄てる。宋・軾〔喬仝を送り、賀君に寄す、六首、一〕詩 紅顏白髮、妻孥かし を覽て自らひ、(み)をてんと欲す

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【規】きく

ぶんまわしと、さしがね準則。〔孟子、離婁上〕規は方員(はうゑん)の至りなり。人は人倫の至りなり。

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吁】きく

嘆息する声。

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】きく

けわしい路。

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瞿】きく

走るさま。

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【危】きく

身が危うい。

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【希】きく

喜ぶ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「きく」の意味・わかりやすい解説

きく

宇宙開発事業団 NASDA (→宇宙航空研究開発機構 ) が開発している技術試験衛星 ETSシリーズの愛称の一つ。 NASDA最初の人工衛星 ETS-Iが,1975年の9月9日 (重陽節句) に打ち上げられ,「きく」と命名されたことによる。以降の NASDAの衛星が花の名をつけられる端緒となった。なお,1994年8月にH-IIロケットで打ち上げられた「きく」6号は静止軌道への変更に失敗,放棄されてしまった。 1997年 11月に打ち上げられた「きく」7号は,チェイサ衛星「ひこぼし」とターゲット衛星「おりひめ」からなり,1998年7月自動ランデブー・ドッキング実験に成功した。

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