咳唾玉をなす(読み)がいだたまをなす

精選版 日本国語大辞典 「咳唾玉をなす」の意味・読み・例文・類語

がいだ【咳唾】 玉(たま)=をなす[=となる]

ちょっと口をついて出た言葉でも、自然に玉のように美しいものになっていること。詩文才能のきわめてすぐれているさまにいう。
日本詩史(1771)四「所謂錦心繍腸、咳唾成(がいだモたまトなリ)」 〔趙壱‐刺世疾邪賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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