品位-鉱量モデル(読み)ひんいこうりょうモデル(その他表記)grade-tonnage model

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「品位-鉱量モデル」の意味・わかりやすい解説

品位-鉱量モデル
ひんいこうりょうモデル
grade-tonnage model

鉱物資源予測のための一つの表示法。報告されている世界中金属鉱床品位鉱量関係を知るために,横軸に対象金属の品位を,縦軸に高品位側から積算した鉱量をとって表示する。単純には,低品位の鉱石ほど採掘コストが高い。したがって,品位-鉱量モデルを使うと,世界が必要とする対象金属の消費量から採掘される鉱床の品位が求められ,この品位から鉱石の価格を推定することができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android