品善寺(読み)ほんぜんじ

日本歴史地名大系 「品善寺」の解説

品善寺
ほんぜんじ

[現在地名]王寺町元町二丁目

蓮台山と号し、融通念仏宗。本尊阿弥陀如来坐像は藤原期の作で、法隆寺塔頭から移したものといわれる。ほかに毘沙門天立像・八幡神立像・涅槃像、王寺町片岡かたおか神社の旧本地仏十一面観音立像・地蔵菩薩立像を本堂安置。薬師堂の薬師如来坐像は「舜慶大仏師民部公生年廿六」の作で、県指定文化財。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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