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唐の頭(読み)カラノカシラ

デジタル大辞泉 「唐の頭」の意味・読み・例文・類語

から‐の‐かしら【唐の頭】

かぶとの上につけるヤクの尾で作った飾り。白いのを白熊はぐま、赤く染めたのを赤熊しゃぐま、黒いのを黒熊こぐまという。

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精選版 日本国語大辞典 「唐の頭」の意味・読み・例文・類語

から【唐】 の 頭(かしら)

  1. 外来犛牛(りぎゅう)(=ヤク)の尾の毛を束ねて頭部の飾りとしたもの。多くは兜(かぶと)の飾りとする。また、これを付けた兜。毛の色が白いのを白熊(はぐま)、赤く染めたものを赤熊(しゃぐま)、黒く染めたものを黒熊(こぐま)という。
    1. [初出の実例]「あかき物のしなじな 一、まうそまうそ赤事申そ〈略〉朱ざや、朱具足、からのかしら」(出典:仮名草子・尤双紙(1632)上)

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