唐の頭(読み)カラノカシラ

精選版 日本国語大辞典 「唐の頭」の意味・読み・例文・類語

から【唐】 の 頭(かしら)

  1. 外来犛牛(りぎゅう)(=ヤク)の尾の毛を束ねて頭部の飾りとしたもの。多くは兜(かぶと)の飾りとする。また、これを付けた兜。毛の色が白いのを白熊(はぐま)、赤く染めたものを赤熊(しゃぐま)、黒く染めたものを黒熊(こぐま)という。
    1. [初出の実例]「あかき物のしなじな 一、まうそまうそ赤事申そ〈略〉朱ざや、朱具足、からのかしら」(出典:仮名草子・尤双紙(1632)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む