唐子浦(読み)からこうら

日本歴史地名大系 「唐子浦」の解説

唐子浦
からこうら

[現在地名]日高町比井ひい

東高坪ひがしたかつぼ山の西方、唐子崎を先端に半島状に突出した地にある漁村。北は津久野つくの浦、東は比井浦。慶長検地高目録によれば村高一四石余。延宝六年(一六七八)の「日高鑑」では田畑一町八反余、加子米一八石、家数七六で内訳は本役三八、半役二四、無役一〇、庄屋・ありき各一、年寄二、人数一八八、舟数一四ですべて漁舟、網五(はまち網三・四艘張一・地引一)。浦口前所があり手代一人が置かれていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android