唐話纂要(読み)トウワサンヨウ

デジタル大辞泉 「唐話纂要」の意味・読み・例文・類語

とうわさんよう〔タウワサンエウ〕【唐話纂要】

江戸中期の語学書。6巻。岡島冠山著。享保元年(1716)刊。唐話中国語)の語句格言会話文とその和訳を記したもの。

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精選版 日本国語大辞典 「唐話纂要」の意味・読み・例文・類語

とうわさんようタウワサンエウ【唐話纂要】

  1. 江戸中期の語学書。六巻六冊(もと五巻五冊)。岡島冠山著。享保元年(一七一六)刊。同三年重刊。唐話(近世中国語)入門書。巻一~三に二字話(二字の語)~六字話と常言(格言・諺)の唐音(江南音)と和訳を記し、巻四に長短話(会話文)と和訳、巻五に語彙分類一五項、巻六に「和漢奇談」を付す。長崎、京坂の通詞教科書として用いられた。

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