唯授一人(読み)ゆいじゅいちにん

精選版 日本国語大辞典 「唯授一人」の意味・読み・例文・類語

ゆいじゅ‐いちにん【唯授一人】

  1. 〘 名詞 〙 秘伝などを、ただ一人だけに授けること。また、ただ一人だけが授かったもの。
    1. [初出の実例]「古来碩学の相承し来る、一念三千の法門、唯受(ユイジュ)一人の口決共を様々にぞ問たりける」(出典太平記(14C後)一七)

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