商客(読み)しょうかく

精選版 日本国語大辞典 「商客」の意味・読み・例文・類語

しょう‐かくシャウ‥【商客】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 行商人。旅あきんど。しょうきゃく。
    1. [初出の実例]「為巡礼大唐商客王超・李延孝彼国状并従者随身経書衣物等」(出典:北白川宮御所蔵文書‐仁寿三年(853)七月一日・延暦寺僧円珍牒)
    2. 「商客(シャウカク)のゆきかうもまれなれば」(出典:高野本平家(13C前)一〇)
    3. [その他の文献]〔易林‐豊卦〕
  3. 物売り商人
    1. [初出の実例]「満街の商客焼く所の灯光」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)初)

しょう‐きゃくシャウ‥【商客】

  1. 〘 名詞 〙しょうかく(商客)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android