問詰(読み)もんきつ

精選版 日本国語大辞典 「問詰」の意味・読み・例文・類語

もん‐きつ【問詰】

〘名〙 責めたずねること。問いなじること。
江談抄(1111頃)三「殿中塗籠有人開戸出来、法皇令問詰給」
田山花袋(1956)〈平野謙〉一「『帝国文学記者の問詰に端を発した論争は」

とい‐つ・める とひ‥【問詰】

〘他マ下一〙 とひつ・む 〘他マ下二〙 真実を言うまで、厳しく問いただす。詰問(きつもん)する。
徒然草(1331頃)二四三「問つめられて、え答へずなり侍りつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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