喧嘩買い(読み)ケンカカイ

デジタル大辞泉 「喧嘩買い」の意味・読み・例文・類語

けんか‐かい〔ケンクワかひ〕【××嘩買い】

好んでけんか相手になること。特に、他人のけんかを引き受けること。江戸時代には男だてとされた。
「大門際に―と出るもありけり」〈一葉たけくらべ

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精選版 日本国語大辞典 「喧嘩買い」の意味・読み・例文・類語

けんか‐かいケンクヮかひ【喧嘩買】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 好んで喧嘩をすること。また、その人。江戸時代、一種の男だてとして、強きをくじき弱きを助けるといった意味合いもあった。
    1. [初出の実例]「花に鐘そこのき給へ喧𠵅買」(出典:俳諧・五元集(1747)元)
  3. 他人の喧嘩に関係して、それを引き受けること。また、その人。

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