精選版 日本国語大辞典 「嘆の壁」の意味・読み・例文・類語 なげき【嘆】 の 壁(かべ) エルサレムの西側の城壁の一部の呼称。ソロモン王の創建で、イエス‐キリストの時代にヘロデ王が再建。イエスの死後ローマ軍が攻撃、多数のユダヤ人がここで殺害された。そのため夜間、この壁は嘆きの涙を流すといわれ、中世以来、ユダヤ人はこの壁の前で神殿破壊とエルサレム陥落を嘆き、その回復を祈った。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例