嘉例谷村(読み)かれいだにむら

日本歴史地名大系 「嘉例谷村」の解説

嘉例谷村
かれいだにむら

[現在地名]小矢部市嘉例谷

久利須くりす村の西、越中加賀能登三ヵ国境に位置する三国みくに(三二三・六メートル)の南東麓の山間村。北行し河合かわい(現石川県津幡町)を経て能登に至る道、西行しはちたにいけはら両村(現同上)を経て加賀に至る道が通る。村名は水の涸れやすい土地であったことに由来するといい、東方の下山しもやまの地から移転したという(小矢部市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報