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三国峠 みくにとうげ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三国峠
みくにとうげ

北海道中央部,上川町上士幌町北見市の境界にある石狩山地の三国山を越す峠。標高 1136m。層雲峡温泉糠平温泉を結ぶ国道 273号線が通る。峠から十勝側の樹海を展望できる。

三国峠
みくにとうげ

新潟県南東部の湯沢町群馬県北部のみなかみ町との境にある峠。三国山脈越えの峠で,利根川水系と信濃川水系の分水嶺にあたる。標高 1244m。三国街道上の最高点で三国権現がまつられている。古来交通の要地で,上杉謙信もいくたびかこの峠を越えて関東へ攻め込んでいる。上州側に吹路と永井,越後側に浅貝,二居,三俣の峠下集落が発達した。 1931年の上越線開通とともに重要性は減少したが,1961年国道 17号線の三国トンネルが開通したことによって,再び自動車交通の要地として復活。冬季は積雪が多く,交通の難所。北側一帯に苗場国際スキー場がある。付近は上信越高原国立公園に属する。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

みくに‐とうげ〔‐たうげ〕【三国峠】

群馬・新潟県境にある峠。標高1244メートル三国街道の要地。現在は下のトンネルを国道17号が通る。

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世界大百科事典 第2版の解説

みくにとうげ【三国峠】

群馬県北部,利根郡新治(にいはる)村と新潟県南魚沼郡湯沢町の境にある峠。標高1244m。三国山地に属する三国山の南南西の鞍部にあり,旧三国街道が通る。峠には三国街道の守護神の三国権現をまつった三国神社があり,南下方には法師温泉がある。近世には越後5大名の参勤交代佐渡奉行の通路となり,米や海産物が運ばれた。明治の半ばまでは人馬の往来が激しく,清水峠が開かれてからもよく利用されていたが,1931年上越線が開通してからは利用者が激減した。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔群馬県(新潟県)〕三国峠(みくにとうげ)


群馬・新潟県境、三国山脈の三国山南西方の鞍部(あんぶ)を越える峠。旧道の標高は約1300m。昭和初期まで越後(えちご)と関東地方を結ぶ大動脈だった三国街道の最大の難所で、険しい峠越えで知られた。現在、直下を国道17号がトンネルで抜ける。峠の上に上野(こうずけの)国赤城(あかぎ)社・越後(えちごの)国弥彦(やひこ)社・信濃(しなのの)国諏訪(すわ)社を合祀(ごうし)した三国神社が鎮座。同街道の守護神として信仰された。

出典|講談社
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世界大百科事典内の三国峠の言及

【峠】より

…入山峠はその後一時廃れたが最近になって自動車専用の碓氷バイパスが通じて復活した。三国峠(1244m)は関東から新潟,佐渡をつなぐ三国街道の通路にあたり,とくに近世に往来が盛んであったが,1931年国鉄(現JR)上越線が全通して以来衰えていた。しかし59年峠の直下に三国トンネルが開通し,車道(国道17号線)が通じて再び活気を取り戻している。…

※「三国峠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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