嘲弄・嘲哢(読み)ちょうろう

精選版 日本国語大辞典 「嘲弄・嘲哢」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ろう テウ‥【嘲弄・嘲哢】

〘名〙 ばかにすること。からかいなぶること。愚弄。ちょうろ。調弄
菅家文草(900頃)一・観王度囲碁献呈人「殷勤不愧相嘲哢、漫説当家有積薪
平家(13C前)一一「是れこそ源氏の大将軍九郎義経が弓よとて、嘲哢せんずるが口惜ければ、命にかへてとるぞかし」 〔蘇軾‐塩官部役戯呈同事兼寄述古詩〕

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