器量好(読み)きりょうよし

精選版 日本国語大辞典 「器量好」の意味・読み・例文・類語

きりょう‐よし キリャウ‥【器量好】

〘名〙 顔だちの美しいこと。また、その人。美人
浮世草子西鶴織留(1694)二「娘は年わかく、しかも町でも沙汰する程の器量(キリャウ)よし」

きりょう‐ごのみ キリャウ‥【器量好】

〘名〙 顔だちの美しい者ばかりを選び好むこと。また、その人。面食い
※南方郵信(1938)〈中村地平〉二「奥さんは隣り町の米問屋から器量好みで貰はれてきてゐるのであるが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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