噫気(読み)あいき

精選版 日本国語大辞典 「噫気」の意味・読み・例文・類語

あい‐き【噫気】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 吐き出す息。呼気。また転じて、風。
    1. [初出の実例]「至彼仮噫気之余力焦尾之残燼、不期而会」(出典本朝文粋(1060頃)一・風中琴賦〈紀長谷雄〉)
    2. [その他の文献]〔荘子‐斉物論〕
  3. あいき(噯気)
    1. [初出の実例]「噯気(アイキ)(〈注〉ヲクビ)噫気 同」(出典:永代節用無尽蔵(1831))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android