噴気鉱床(読み)ふんきこうしょう

最新 地学事典 「噴気鉱床」の解説

ふんきこうしょう
噴気鉱床

exhalation deposit

火山活動に伴う気体物質(ガス・蒸気)からの昇華作用により,またはそれと周囲の岩石との反応によって鉱物の形成・濃集が行われて生じた鉱床。P.Niggli(1925)命名。気成作用の原意からすれば気成鉱床と同義。火山岩体をつくる溶岩流・火砕岩層を母岩とする自然硫黄の鉱床のあるもの(岩手県松尾鉱床,イタリア・チリなどの新生代火山活動に伴う硫黄鉱床の一部)や,同様の地質環境で生じたホウ酸の鉱床(イタリアのToscana地方など)などがこの種の鉱床の好例。英語圏ではふつう昇華鉱床という。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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