嚊天下(読み)カカアデンカ

デジタル大辞泉 「嚊天下」の意味・読み・例文・類語

かかあ‐でんか【×嚊天下】

一家の中で妻が夫よりも強い権力を振るっていること。⇔亭主関白

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「嚊天下」の意味・読み・例文・類語

かかあ‐でんか【嚊天下】

  1. 〘 名詞 〙 一家の中で、妻が夫よりも権力をもっていて、いばること。奥様天下。かかでんか。⇔亭主関白(ていしゅかんぱく)
    1. [初出の実例]「御旅館酔月は嚊(カカア)天下だった」(出典大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android