精選版 日本国語大辞典 「四向」の意味・読み・例文・類語 し‐こう‥カウ【四向】 〘 名詞 〙 仏語。小乗仏教で説く四果のそれぞれに向かって修行する、その過程の総称。須陀洹向(しゅだおんこう)、斯陀含向(しだごんこう)、阿那含向(あなごんごう)、阿羅漢向(あらかんこう)の四つをいう。[初出の実例]「得二五方便・三果・四向一」(出典:勝鬘経義疏(611)一乗章) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例