四向(読み)しこう

精選版 日本国語大辞典 「四向」の意味・読み・例文・類語

し‐こう‥カウ【四向】

  1. 〘 名詞 〙 仏語小乗仏教で説く四果それぞれに向かって修行する、その過程総称。須陀洹向(しゅだおんこう)、斯陀含向(しだごんこう)、阿那含向(あなごんごう)、阿羅漢向(あらかんこう)四つをいう。
    1. [初出の実例]「得五方便・三果・四向」(出典:勝鬘経義疏(611)一乗章)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android