四果(読み)シカ

デジタル大辞泉 「四果」の意味・読み・例文・類語

し‐か〔‐クワ〕【四果】

小乗仏教で、修行によって得られる悟りの位を四段階に分けたもの。須陀洹しゅだおん預流よる)果・斯陀含しだごん一来いちらい)果・阿那含あなごん不還ふげん)果・阿羅漢無学)果。

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精選版 日本国語大辞典 「四果」の意味・読み・例文・類語

し‐か‥クヮ【四果】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。小乗仏教で、修行によって得られる悟りの位を四段階に分けたもの。須陀洹果(しゅだおんか)・斯陀(しだ)含果・阿那(あな)含果・阿羅(あら)漢果の四つ。〔三教指帰(797頃)〕

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