四四金(読み)ししのきん

精選版 日本国語大辞典 「四四金」の意味・読み・例文・類語

しし‐の‐きん【四四金】

  1. 〘 名詞 〙 ( 江戸時代金座金位を示すのに、かね尺方一寸、厚さ一分純金の重さを一六匁としたところから ) 最上品位の金。純金。
    1. [初出の実例]「黄金を純精に鎔鋳は、曲尺四方六面にて、重百六十匁あり。依て是を四々の金と云ふ。〈略〉是金の極品なりと云へり」(出典:随筆・柳庵雑筆(1848)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android