四国の原発立地計画

共同通信ニュース用語解説 「四国の原発立地計画」の解説

四国の原発立地計画

四国電力によると、これまで四国では愛媛県旧津島町(現宇和島市)、高知県旧窪川町(現四万十町)、徳島県阿南市で原発立地の具体的な計画があった。伊方原発は1号機が1977年、2号機が82年、3号機が94年に運転を開始。伊方町によると、これまで同町は国の交付金などの「原発マネー」を計約925億円受け取った。道路や公共施設の整備などに力を入れたが、町が誘致に乗り出した69年に約2万5千人だった人口は現在1万人を切る寸前。最近では、大分市との間のフェリー乗り場に町特産のかんきつ類や海産物の直売所を設け、温泉地に宿泊施設を建てるなど観光による地域振興の動きも出ている。

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