四斎日(読み)しさいにち

精選版 日本国語大辞典 「四斎日」の意味・読み・例文・類語

し‐さいにち【四斎日】

  1. 〘 名詞 〙 仏語禅宗各月一日八日・一五日・二三日をいう。この四日は特に心身を慎む斎戒(さいかい)の日とした。
    1. [初出の実例]「四斎日 旦、望、八日、廿三日也。四斎六斎ともに回向には斎戒令辰と称すべし」(出典:随筆・南屏燕語(1826)三)
    2. [その他の文献]〔勅修百丈清規‐景命四斎日祝讚〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android