日本歴史地名大系 「四方津村」の解説 四方津村しおつむら 山梨県:北都留郡上野原町四方津村[現在地名]上野原町四方津八ッ沢(やつさわ)村の南西、御前(ごぜん)山(四方津御前山、四六〇・九メートル)の南麓にあり、桂川流域の河岸段丘上を占める。同川対岸は川合(かわい)村。古くは鹿留(ししどめ)村と称していたが、同じ都留郡内に同名の村(現都留市)があるため、四方津村と改めたという(甲斐国志)。枝郷に当月(とうづき)・牧野(まぎの)、栃穴(とちあな)(桂川南岸)、中井(なかい)(仲居)がある。文禄―慶長期(一五九二―一六一五)のものと推定される四郡高〆控でも鹿留村とみえ、高一五二石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by