四日町新田(読み)よつかまちしんでん

日本歴史地名大系 「四日町新田」の解説

四日町新田
よつかまちしんでん

[現在地名]十日町市四日町新田・南新田みなみしんでん

川を挟んで十日町村の北に続く。元禄七年(一六九四)の妻有組村名書上帳(福原氏蔵)によると、慶安三年(一六五〇)の開発とある。同年に枝村かみ新田村が当村百姓により開発。また伝承によると、この地は天平年間(七二九―七四九)の開村で桾沢ぐみざわと称したという。応永二七年(一四二〇)戦乱のため村民が四散し、寛永元年(一六二四)に再び開墾して四日町新田と称したという(中魚沼郡誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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