四月八日(読み)しがつようか

精選版 日本国語大辞典 「四月八日」の意味・読み・例文・類語

しがつ【四月】 八日(ようか)

  1. 釈迦降誕の日。花祭。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「にぎにぎと・四月八日のほらの貝」(出典:雑俳・三尺の鞭(1753))
  2. 釈迦の甘茶で墨をすり、虫除けの歌を書いた札を厠(かわや)台所に貼る日。また、その札。
    1. [初出の実例]「壁に張る四月八日はお逆(さか)さま」(出典:雑俳・柳多留‐一五三(1838‐40))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む