四枯(読み)しこ

精選版 日本国語大辞典 「四枯」の意味・読み・例文・類語

し‐こ【四枯】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。釈迦入滅のとき、クシナガラ城外の東西南北の二株ずつの沙羅双樹うちそれぞれ一株が枯れたという、その四株。
    1. [初出の実例]「人中之尊、猶現四枯之相」(出典本朝文粋(1060頃)一四・為二品長公主四十九日御願文〈慶滋保胤〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む