沙羅双樹(読み)サラ ソウジュ

20世紀日本人名事典 「沙羅双樹」の解説

沙羅 双樹
サラ ソウジュ

昭和期の小説家



生年
明治38(1905)年5月6日

没年
昭和58(1983)年1月20日

出生地
埼玉県越谷市

本名
大野 〓(オオノ ヒロシ)

学歴〔年〕
日大専門部法科中退

経歴
高等小学校卒業後、文部省検定試験に合格し、日大に進んだが、中退して東京市庁に勤務。その後作家に転じ、昭和18年「東歌」を刊行以後時雨の鷹」「伊達騒動」「獄門帖」などを発表、また株式批評も記した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沙羅双樹」の解説

沙羅双樹 さら-そうじゅ

1905-1983 昭和時代の小説家。
明治38年5月6日生まれ。東京市庁勤務をへて文筆生活にはいり,時代小説などを手がける。昭和13年「兜町(かぶとちょう)」,27年「獄門帳」,29年「帰らぬ人々」が直木賞候補となる。兜町の事情に通じ,株式批評もかいた。昭和58年1月20日死去。77歳。埼玉県出身。日大専門部中退。本名は大野兤(ひろし)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「沙羅双樹」の解説

沙羅 双樹 (さら そうじゅ)

生年月日:1905年5月6日
昭和時代の小説家
1983年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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